両成敗は止まった! ゲス極の川谷絵音とベッキーはもう嫌われていない

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 2016年1月7日、週刊文春がゲスの極み乙女の川谷絵音とベッキーのゲス不倫を報じた。二人は当時ワイドショーで毎日袋叩きに合っていた。あの騒動からもうすぐ2年。世間は2人を許したのだろうか? まだまだ両成敗は止まらないのだろうか? 気になったので二人が残したビッグデータを調べてみた。

 グーグルトレンドというサイトでは、検索されたキーワード数の推移を見ることができる。そこで「川谷絵音 嫌い」「ベッキー 嫌い」というキーワードについて調べる。

人の噂も75日というのは嘘

「川谷絵音 嫌い」の検索数の推移

 川谷さんが史上最も嫌われたのは、文春砲をくらった2016年の1月3日~1月9日。人の噂も75日というが、川谷さんは文春砲後、1年に渡り嫌われ続けた。1年をすぎたころから徐々に嫌いと検索する人が減ってきて、今はほぼ騒動前の状態に戻っている。

 ここから先はデータからの推測だが、川谷さんの好感度が戻ってきたのは、テレビ番組「ワイドナショー」への出演がきっかけだろう。それまで川谷さんは騒動から1年半の間、いっさいテレビに出なかった。その間、好き放題言われてしまったのだ。

 視聴者は初めてテレビで騒動を語る川谷さんを見て、印象がよくなったのではないか? テレビ出演後はグラフも落ち着いているからだ。結果論だが、川谷さんはもう少し早くテレビに出て説明した方が、世間に嫌われずに済んだかもしれない。

世間は今、ゲス極川谷さんをどう思っているのか?

 さらに今の川谷さんがどう思われているのか、twitterで「川谷絵音」を含むつぶやきを集めて調べた。「川谷絵音」と一緒につぶやかれた言葉のトップ150はこちら(特徴的な言葉に色を付けた)。

「好き」「天才」「音楽」「才能」というポジティブなワードが上位にきている。それらについで「不倫」「ベッキー」というワードが。「嫌い」「悪い」といったネガティブなワードはごく少数。川谷さんを好き80%、嫌い20%くらいの割合だ。

 次にグラフでつぶやかれた単語の関係をみてみよう。丸の大きさがつぶやきの多さ、線でつながれているのがよく一緒につぶやかれている、関係の深い言葉だ。

 このグラフから読み取れるのは「川谷さんが好き」「川谷さんのつくる音楽が好き」「川谷さんは音楽の才能があり天才」と思われている。とくにテレビ番組で川谷さんが即興で歌を作った時にそう感じる人が多い。川谷さんを人間的に嫌いだったが音楽の才能を見て好きになった、というつぶやきもあった。そして不倫のイメージは薄れているようだ。

ベッキーの「金スマ」出演は失敗か?

「べッキー 嫌い」の検索数の推移

 ではベッキーはどうだろう? グラフを見るとやはり一番嫌われたのはゲス不倫を報じられた2016年の1月3日~1月9日。川谷さんとは違い、すぐに嫌いの検索は減っている。だが半年後にもうひとつ大きな嫌いの山がある。山の正体はテレビ番組「金スマ」出演の反響だろう。騒動後、ベッキーの初めてのテレビ出演で、中居くんに騒動を語った。ただここで「ベッキー 好き」のグラフを見た所、こちらも大きな山が出来ていた。計算すると「金スマ」を見てベッキーを好きだと思ったのは58%、嫌いは42%。結果大きな賛否を巻き起こすことになった。ただその後はすぐに嫌いの山はなくなり、そのまま今に至っている。

 さて、今のべッキーはどう思われているのだろう? 川谷さんと同じ方法でtwitterのつぶやきを集めて調べた。結果はこちら。

「不倫」「好き」「可愛い」「面白い」というワードが上位にきている。グラフも見てみよう。

「べッキーが好き」と「不倫」についてのつぶやきが多い。不倫のイメージは残ったが、好きな人も多いと言えるだろう。

両成敗は止まった

 二人が残したビッグデータを分析した結果、不倫のイメージは残ったが、文春砲をくらった当時に比べると世間からの印象はかなり良くなったと言えるだろう。もう嫌われてはいない。ようやく両成敗は止まったのだ。